まず初っ端から人死んでますけど。
どこかしらの先生がお亡くなりになりましたね…
7巻を読むまでネット上のネタバレは避けてきたつもりだったんですが、
誰が死ぬとか誰がああだとか…
結局7巻についての知識は「重要な人物が死ぬ」ということだけで読み始めました。
でも正直。
重要な人物というかなんというか…一気に死にすぎで混乱しました。
こ、こんなに死ぬということだったんですか…そんな…。
でもそれだけの代償でもなければ例のあの人は倒せない、ということなんでしょう。
最初にショックだったのはヘドヴィグ。
何年も一緒に過ごしてきたハリーの親友が、あんなにもあっさりと死んでしまいました。
サイドカーを爆破した時のハリーの想いはとても重かったんだと思います。
そしてかなり飛びますが…トンクスの父親。
そんでもって上巻はすっ飛ばして…
ドビーの死。
なんだかんだ言って何年も前から登場していた、しもべ妖精。
こんなにも泣ける話だなんて、動物や妖精、
マグルや魔法使いとは少し違う死がこんなにも心に打撃を与えるなんて思いもしませんでした。
とても愛すべきしもべ妖精でした。
最後にはクリーチャーでさえ、いとおしかった。
また飛んで、最後の決戦。
これはハリーとハーとロンだけの3人、もしくは騎士団も含める数人で
あの人と闘うものだと推測していた私には衝撃的でした。
そうか、ハリーにはこんなにも仲間がいた。
しかし予想外な仲間は、知らぬところにまだいました。
それで、最期のスネイプのシーン。
これ以上に私の涙腺をゆるめるものはなかった。
私は最初から最後までセブが大好きでした。
敵であろうと死喰い人であろうとなんだろうと、セブが好きでした。
ヴォルデモートがナギニに言った途端に死亡フラグ。
まさかとは思ったんですが、やはり。
でも死の呪いという魔法なんかよりずっと人間らしい死に方だったと思います。
血を流しての最期だなんてセブらしくて、ほっとするというか…何というか。
死に際に記憶をハリーに譲ってくれたところから怪しいと思っていました。
いや、それ以前…もっと前の巻から思っていたことでした。
この人、良い人なんじゃないかと。
最期に発した言葉が、とても似合わなくて苦しくて、かなしかった。
僕を…僕を見てくれ…、だなんて。
あのセブが信じられないよオイ最期になんて爆弾落としていくんだこの子は!
一人称が過去のものだったということは、「僕」が素のほうで、「我輩」は表向きだったんだろうか…
その涙の余韻のままスネイプ過去編に突入。
…まさかあのセブが、スニベルスが、愛に生きる男だったとは。
誰が予想できたでしょうか…こんなこと。
冷酷さも、黒い瞳も、言葉も、全て偽りだったんですね。
セブがハリーを毛嫌いする理由も明らかになりました。
好きだったリリーと、嫌いだったジェームズとの子だったから、なんですね。
セブはずっとリリーを愛していた。
それがこういう形で、ダンブルドアに仕えてヴォルデモート側をスパイする、
という結果に繋がったというわけですか。
でもそれをハリーに隠しとおし最後にはそのまま知らせることもなく死んでしまうなんて。
良い人すぎるじゃないか…!
雌鹿のパトローナムを出したのもセブ、裏で良い方に動くようにと行動していたのもセブ。
ハリーのショックはよくわかります。
この人は、なんて健気だったんだろうと。
でももう遅かった。
フレッドの死で真っ先に考えたのはジョージのこと。
片耳を失ったジョージですが、そんなのフレッドを失ったのに比べたら
そんなのどうにもできない衝動が走ったんじゃないかと思います。
パーシーがやたらショックをうけていたけれど…兄弟愛ですね。
リーマスとニンファドーラ。
大広間でフレッドの横にいたルーピン夫妻は、
そこにしゃんと立っているんじゃないかと思わず疑いました。
そんな、またしてもあっさり、あの2人が死ぬわけがないという錯覚。
これで遂に…ついに私の好きだった親世代全員、死んでしまったわけです。
ジェームズ、リリー、シリウス、ルーピン、スネイプ、そしてぺティグリュー。
しかもルーピン夫婦は、生まれたばかりのテディを残して。
両親のいないテディは、果たして狼人間だったのでしょうか。
結末は…衝撃的にも程があります。
この決戦は、ハリーが死ぬことで初めて終結する、という…なんともいえない事実。
ダンブルドアは本作中ではとても人間味のある人物だということが知れていました。
でもハリー自身がヴォルデモート卿の分霊箱だったな、ん、て、
ベタな結末じゃないがなんというどんでん返し。
それでもハリーは自ら死ぬということを受けて立った。
よくやったぞハリー。それでこそジェームズの息子だ。
…私があんまりジェームズは好きではないということは余談ですかね。
なぜか生き返ってしまったがその後最後の最後の決戦。
1対1の勝負。
正直ニワトコの杖が全然力を見せてくれなかったことには残念でしたが…
すっきり、圧勝。
あ、あれ勝っちゃったんだ…みたいな。
うんまあ…それでもアリかな。
なんせハリポタなんですし。
ハリーは死んだフリが非常にうまい。それだけは確信できました。
エンディングの衝撃。
いきなり子世代の大人化。
ハリーとジニーの結婚、ロンとハーの結婚。すっきりおさまりましたねこれは…
でもこれが大事。
ハリーは次男に、アルバス・セブルスという名前をつけてくれた…!
どんなにセブが報われたことか…!
私も報われました。
ハリーがセブのことを忘れずに見直してくれていてとても嬉しかった。
ありがとうハリー!´`*
てな感じのハッピーエンド。
最後の一行は、とても重い意味でした。
世界は平和だった。
それだけでじゅうぶん、親世代は喜んでくれていると思います。
……長。
こんなに長くなるとは…
セブへの愛ですかね。